

外部に接する壁は、コンクリートの厚さを約160mm以上とし、遮音効果を向上させています。また、内部には熱を通しにくい断熱材(発泡ウレタン)を吹き付けることにより、壁の断熱効果を向上させた仕様に。
住戸と住戸の間の壁厚は、遮音性能を高めるためコンクリートの厚さを200mm以上とし、生活音の伝わりに配慮しています。
スラブに直接クロスを貼り付ける天井とは異なり、図のようにスラブとの間に空間を設けているので上階からの生活音が抑えられます。
上下階を隔てる住戸間の床スラブ厚を200〜325mmとし、下階にズシンと響くような重量衝撃音を軽減しています(LH-50等級)。また、リビング・ダイニング、洋室、キッチン、廊下には木の温もりが心地よいフローリングを採用しました。遮音性能の高いLL-45等級なので、床に物を落としたときのコツンというような軽量衝撃音軽減に配慮しています。
パイプスペースには住戸内をタテに貫通する排水管が通り、流水音がすることがあります。これを防ぐために、パイプスペースや水廻りが居室に隣接する場合には、隣接する壁のプラスターボードを二重貼りし、さらに排水堅管に遮音シート(一部除く)を巻いて遮音性を高めています。

断熱性を高め省エネ効果を発揮するために各部位ごとにきめ細かく断熱基準を設定。ヒートブリッジ(※)を回避するために折り返し断熱(方位により施工しない場合もあります)など、各部位に合わせて施工範囲・仕様を規定し、結露を抑え省エネルギーに努めています。また外部に面する住戸内の壁・柱・梁に厚さ約20mmの断熱材を施工した後、プラスターボードを貼るなど、万全の断熱対策を講じています。
直射日光に影響をもっとも大きく受ける最上階は、断熱材(硬質ウレタンフォーム)を屋上のコンクリートの外側に約35mm敷き詰める外断熱方式を採用。さらに最上階住戸の天井は、コンクリートに直接クロスを貼らず、空気層を設けることでさらに断熱性と省エネ効果を高めています。